大川の天然鰻、それは「筑紫次郎」が育てた“味の宝物”です。
「筑紫次郎」すなわち筑後川の源は、熊本・阿蘇。その清冽な流れは、大分から福岡をうるおし、佐賀を下って、有明海にそそぎます。その下流に、清らかな淡水と有明海の豊かな海水がほどよく混じりあう奇跡の場所があります。そこでとれる翡翠の鰻。それが、大川の天然鰻です。
顔はいくぶん細めで、なんとも上品。緑色を帯びたしなやかな姿から「アオ」とも呼ばれています。別名「べっぴんさん」。それも、その美しさゆえの愛称です。
江戸時代、この鰻は、筑後地方が誇る貴重な特産品として各地に送られました。当時、領外への移出を「旅出し」と呼んでいたことから、大川ではこれを「旅出しうなぎ」と名づけています。
ほどよい歯ごたえ。クセのないまろやかな風味の奥にある深い味わい。その天然鰻ならではの味は、調理法を選びません。白焼が、うまい。鍋も、いい。もちろん、蒲焼は絶品。
大川が誇る格別の味をお楽しみください。
内容量 | 白焼き(税別) | 蒲焼き(税別) |
---|---|---|
150g | 4,000円 | 4,200円 |
200g | 5,000円 | 5,200円 |
250g | 6,000円 | 6,300円 |
300g | 7,000円 | 7,300円 |
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和
芽生えの春。
それは、新しいおいしさとの出会いの季節でもあります。
たとえば、水菜やルッコラ、ビーツ、クレソンなどの新芽だけを集め、ほどよい大きさにカットした「べっぴんコンフィ」を合わせてみましょう。
素材の味を引き立てるのは、コンフィのオイルにバルサミコ酢を加え、黒コショーで味をととのえた特製ドレッシング。
冷やした白ワインがあれば、春の贅沢なひとときのはじまりです。
たとえば、「べっぴんコンフィ」にラディッシュやクレソンといった少し苦みのある野菜を添えてみる。
それだけで、コンフィの濃厚な風味が引き立ちます。緑と赤。そのあいだに、さりげなく白。色あいも鮮やかな夏の一品です。
縁側で南風に吹かれて過ごすひととき。
冷たい日本酒とともに、素朴な味をお楽しみください。
この季節に、「べっぴんコンフィ」にぜひかけてほしいひと手間は炙(あぶ)りです。
身をとりだして火にかけ、直火で軽く炙れば、表面はほどよく硬く、なかはほんのりとやわらかに仕上がります。
お好みでレモンやカボスなどをしぼれば、趣も豊かな秋の一品の完成。
「香ばしさ」から「まろやかさ」へとつづく味覚のグラデーションをお楽しみください。
コンフィに合わせるのは、色も鮮やかなトマト。その酸味とコンフィの深い味わいがほどよく混ざりあって、独特のスープができあがります。お好みで、シイタケやシメジ、マッシュルームなどを加えてみるのもいいでしょう。
ワインはもちろん、パンとの相性も素敵な“温かいおつまみ”の完成です。
三川屋は、天然(旅出し)うなぎの会席料理もご用意しております。
天然(旅出し)うなぎの会席はこちらから →天然もののため、お電話でのみご注文承ります。